本日からPostPrimeのプライムメンバー限定でチャンスな1銘柄を紹介していきます。
初回はプライムメンバー以外も公開致します。今後のプライムメンバーをして頂ける際の参考にして頂ければなと思います。
また、ブログのカテゴリーのCHANCE銘柄で一覧で見れるようにしていきます。
CHANCE銘柄
本日お届けするチャンス銘柄は「パーム原油(crude palm oil)」です。
分析
まずはチャートをご覧ください。
2021/12中旬からの上昇トレンドラインおよび4/28からの下落トレンドラインが三角保ち合いを形成しており、6/10にその三角保ち合いを下抜けて下落方向へ加速しました。
1時間,4時間,日,週足全てのMACDおよびRSIが下落シグナルを示しており、かなり強めの売りサインが出ています。
次の画像はナスダック先物と比較したチャート図です。期間はコロナ暴落直前から現在まで。
(オレンジ線がナスダック先物)
コロナ暴落直前~2021年12月中旬:相関
2021年12月下旬~2022年4月:逆相関
2022年5月~現在:相関
現在ナスダックと相関関係が高い状態に戻ってきています。ナスダックは6/10 21:30のCPI(消費者物価指数)により大きく下落。パーム原油の取引は2022/6/10 19:00までであった為、CPIの影響が反映されていないです。金銀を除く原油や天然ガスやその他見る限り大きく暴騰や暴落していない為、週明けの取引開始時でのパーム原油も小幅の動きで済むと予想しています。
ここでパーム油の生産国の話をしましょう。生産国一位はインドネシア、二位はマレーシアです。この二国で世界の約84%をまかなっています。
※参考データ元:Our World Data Palm oil
この生産国一位のインドネシアで、4/28~5/23の間でパーム油の原料及び一部の関連製品の輸出規制が行われいました。規制直前から直後くらいで価格は大きく上昇しましたがすぐに元に戻りました。現在は規制解除日の価格よりも下に来ています。これも価格が抑えられる要因と一つと言えます。
戦略
三角保ち合いが崩れましたが、7200MYR(MYRはマレーシアの通貨:リンギット)をトップ、5500MYRを下値にトリプルトップのチャート図の手前とも読むこともできます。よって指値5500MYRを指値目標で売りエントリーが良いかと考えています。
(前述した取引終了後に米国CPIが発表となっている為、CPIの影響が未反映。取引開始後数時間は様子見推奨)
6/10の米国CPI(消費者物価指数)により市場全体が混乱している状態ですので、相関関係が高い米国株価の売りが更に加速して、パーム油の売りも加速する可能性が高いと思います。VIX恐怖指数も6/10を境にMACDが上昇シグナルが点灯。月曜日の世界相場の動きは要観測です。
皆さんのトレードに参考になったのであれば幸いです。
取引可能な証券会社
「パーム原油(crude palm oil)」はIG証券にて取引可能です。
最後に
投資は自己責任でお願い致します。
本記事はブログ管理人が自己流で調べた結果をまとめ、分析しております。
今後も記事内容の質向上を目指していきますのでよろしくお願い致します。
※本記事に用いているチャートプラットフォームはTradingViewの提供です